皆さん、こんにちは。 代表兼言語聴覚士の黒川です。

早いもので、もう11月も半分が過ぎて、そろそろ年末の支度を考えている方もおられるのではないでしょうか?

今回は、先月と今月に行われた事業所内勉強会についてです。

当事業所では毎月1回事業所内勉強会を開催しています。内容はご利用者様の検討会やミニレクチャー、講習会等の伝達講習などを行っています。

本年10月からは外部講師を招聘した勉強会を開催しています。

記念すべき第1回外部講師招聘勉強会は、いつも業務で大変お世話になっている、しもむら歯科院長 下村隼人先生をお招きして「在宅における口腔機能管理と義歯の重要性」について講義をしていただきました。

口腔ケアの基礎から始まり、口腔器官の解剖生理、デンチャースペース義歯、さらには仕事に向き合う姿勢についてなど、歯科領域の専門的内容に加えて、医療人としての心構えを熱くお話していただけました。

講義の最後には、下村先生の思い入れの深い患者様のアニメーション(プロに作成してもらった感動作!)を流して頂き、スタッフ全員目頭が熱くなりました😢

そして今月は、訪問看護ステーションあした 鎌野倫加所長をお招きして、「災害医療・地域医療」について講義をしていただきました。

鎌野所長は、10数年前に私と同じ病院に務めていたことがきっかけで、それ以来お世話なっている方です。

高松市に訪問看護ステーションを立ち上げたのを皮切りに、国際緊急援助隊にて海外での活動や気仙沼市で訪問看護ステーション開設、弘前脳神経外科クリニック開設など多方面においてご活躍されています。

私が在宅医療に興味を持つきっかけを作っていただいた方でもあります。

講義内容も海外活動から実践的な訪問看護業務、地域を巻き込む取り組みなど大変多岐に渡る講義であり、スタッフ全員そのパワーに圧倒されながら聞き入っていました。

「私が責任を持って在宅生活を守る」 その熱意と意気に、忘れかけていた初心を取り戻す講義でした。

在宅医療は、幅広い知識や技術だけではなく、研ぎ澄まされた感性が必要だと考えています。

ご利用者様の多様なニーズにお応えできるよう、これからも研鑚を重ねていきたいと思います。